「家族が新型インフルエンザに感染したんですよね?」「不注意だと思いませんか?」

「家族が新型インフルエンザに感染したんですよね?」「不注意だと思いませんか?」

クジラアタマの王様 伊坂幸太郎 第4章マイクロチップと鳥 p.35

2019年刊行された本書。2010年代の鳥インフルエンザや新型インフルエンザに着想を得たものと思われるがコロナ禍の現状を予見したような本書。そして、底通して描かれる集団ヒステリーとも思える世間からの個人への攻撃。

なんとも重たいテーマを感じさせるが、それらを軽妙なタッチで、時におかしみも交え語れるのが作者ならではのものなのでしょう。

その作家の初期作品だけで判断するのも憚られ、話題作、高評価作のひとつに挙げられた近著を手に取った訳ですが、やはりなかなか後半近くまでストーリーに引き込まれることがなく、読むのが辛く感じました。

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