「檻です。」と姫はいいました。

「姫よ、あなたは何が恐ろしいのですか?」と、かれはたずねました。
「檻です。」と姫はいいました。「柵の後ろに留まることです。慣れと老年がそれを容認し、すぐれた功を立てる機会がまったく去って呼び戻すことも望むこともできなくなるまで、柵の後ろに留まっていることです。」

新版指輪物語8 第三部王の帰還上p.104 二.灰色の一行 罷り通る

アルゴランに想いを寄せるエオウィン。先行きのわからない行く末にも共に進みたいと思う気持ちが願わしているのだが、ジェンダーの問題もそこにはある。悲哀と無念が染み入るシーン。

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