かれは階段を登り、大昔の椅子に腰を下ろしました

言葉

かれはまるで薄靄を通して見るように、広々とした円形の平らを見ました。平らには数々の大きな平石が敷きつめられ、崩れかけた胸壁が周りを囲んでいて、その中央に、彫刻した四本の石の柱の支える高御座があり、たくさんの段を付けた階段を登っていくようになっていました。かれは階段を登り、大昔の椅子に腰を下ろしましたが、道に迷った子供がうっかり山の王たちの玉座によじ登ってしまったような気がしました。

J.R.R.トールキン 新版指輪物語4旅の仲間下2 p194

この情景をみたいと思いました。そう思うことが多いのがこの物語です。(架空でありながら、現実との地続きにあたかもあるような、荘厳で畏怖を感じさせる情景。映画版を見直す楽しみが増えました。)

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